司法書士試験は難関国家試験で、ほとんどの方が通信、通学問わず、
専門学校で講座を受講している場合がほとんどです。
その中でもLECを利用している方が多いようです。
ほとんどの方が専門学校を利用されている、つまり独学で合格はともかく、
勉強を続けていく自体が難しい試験であり、勉強を続けることができても落ちる方が圧倒的に多い難関試験です。
そんな試験において、独学は可能なのでしょうか。
司法書士試験は、数ある国家試験の中でも特にタフな試験です。
11科目の法律科目があり、一つ一つが難解であり、特に主要4科目と言われる民法、商法、不動産登記法、商業登記法は落とせないにもかかわらず、難しい科目です。
そんな試験において、合格点が満点の8割近く得点をしなければならないということで、
非常に合格は難しいです。
特に、法律を学んだことがない方は独学で合格することはよほどの精神力が強いか、地頭がいいか、運がいいかなどではないと難しいのではないでしょうか。
これは、法学部で法律を勉強したことがある人でも、司法書士試験用の勉強とは違う部分が多いでしょうから、同じように言えるでしょう。
もちろん、100%無理というわけではないと思います。
逆に専門学校に行って、カリキュラムをすべてこなしたからといって合格する保証はありません。
ですが、独学よりシステマチックに構成されている専門学校のテキストや講師の授業を受講して望んだ方が、合格の可能性は高くなります。
また、合格する期間が短くなる可能性もあります。
独学でゆっくり勉強していくのもいいでしょう。
ですが、合格が長引けば長引くほど、その分早く受かって得られたであろう機会損失が数百万、
または数千万単位になるかもしれません。
司法書士試験は覚える量は膨大です。
しかも暗記したものを使いこなせないと合格はありません。
初学者にとって法律はとても難解です。
いたずらに独学に走るよりは、素直に専門学校に行ったほうがいい試験でしょう。
人によりますが、独学にはいい面もあります。
専門学校のカリキュラムにあわせて勉強していると、効率が悪くなる場合があります。
要領のいい人にとってみれば、自分のペースで勉強していった方が逆に効率がいいことがあるでしょう。
自分の勉強法を確立できることができる人なら、初学者でも効率という面ではいいのかもしれません。
基本的にカリキュラムは、順進的に組まれていることが多いでしょうが、
それは実は効率的ではないと言われています。
過去問から分析し、それを中心に進めていく逆進的なスタイルがもっとも効率的に勉強できるといわれています。
現在は、市販のテキストでも過不足ない内容でしょう。
過去問も売ってあります。
専門学校に行かなくてもツールはそろっているわけです。
自分で能動的に進めていくことができる人にとっては、実は独学が効率的な場合があります。
司法書士試験は難関国家試験ですから、専門学校に行った方が”無難”です。
ですが、独学も人によってはとても効率的という場合もあります。
要は、自分はどっちに合ってるのかということです。
そして、自分に合った勉強方法、スタイルを確立できればいいわけです。
合格することが目的で、その目標が達成できれば、独学であろうとなかろうといいわけです。
専門学校で講座を取れば、精神力が上がるわけでもないでしょうし、運がよくなるわけでもありません。
あくまで、情報とペースメーカー的な役割をしてくれるわけで、勉強し合格するのはあくまでも受験生ですから。
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